フレデリック EP「VISION」の感想と、今のフレデリックについて思っていること

音楽

こんにちは、タナカノコ(@noco_ack)です。
 
2019年10月9日にリリースされたフレデリックのEP「VISION」の感想と、ここ最近のフレデリックについて思っていることを語っていきます〜〜

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VISION

VISIONはリリース前にフェスで初めて聴きました。最高系フェス、OTODAMAで。
 
最初の感想は、中毒性がないなと思いました。
 
フレデリックはオドループで人気が出て、「中毒性があるバンド」ってずっと言われてきたと思います。
 
同じ言葉やメロディを繰り返すこととか、健司さんの独特な歌声とかが中毒性があると言われていた理由だと思うんだけど。
 
オドループ以外にも、リリリピートとかオンリーワンダーとかも、同じ理由で中毒性があると言われる曲だし、その後にリリースされた曲たちも、その「中毒性がある」と言われる要素がずっとあったと思います。
 
でも、VISIONは同じワードを繰り返すとか、「一度聞いたら耳から離れない」みたいな中毒性はないと感じました。
健司さんの声の良さは変わらずですけどね。
 
中毒性はないけどかっこいい。
「中毒性がある」と言われて人気が出たフレデリックが、その中毒性を捨てて良い音楽を作ったというところがエモいなと思いました。実際捨てたかどうかはわからんですけどね。
 
でも、「VISION」という曲名の通り、この曲がフレデリックが今見据えているビジョンなら、バンドが次のステージに行くよ!と言っているように受け取れてエモくないですか?
 

ずっと眺めたVISION 理想以上の世界を
掴み取るんだ 今はただ
さよなら 古びたプライドは捨てて
歩き続けよう 研ぎ澄まして

サビのこの歌詞とか、特にこれからのフレデリックについて歌っているようで、いとエモしと思いました。
 
あと突然ですけど、個人的にはこの曲のギターがめちゃくちゃすき!!!
Bメロになってギターが消えてサビにまた戻ってくるのがとても良い!!!!です!!!

イマジネーション

「イマジネーション」を初めて聴いたのは、こちらもフェスで、確か今年のロッキンだったと思います。初めて聞いたときの感想をわたしはツイッターでこう呟いていますね。


最高だったらしいです。ざっくりだな!
 
今のわたしがこの日のわたしの代わりに何が最高だったかを説明させてもらうと、定番曲で固められたセトリの中に新曲として披露された「イマジネーション」が、ミディアムテンポだったことが最高だったんです。
 
フレデリックの定番ソングはだいたいライブで盛り上がってお客さんが荒れ狂う(褒めてる)曲が多いじゃないですか。
 
そのセトリの中で、「フレデリックの新しい曲」として初めて聴いたのがミディアムテンポでゆっくり体を揺らす系の曲だったのがとても良かったのです。
 
第一印象がこんな感じだった「イマジネーション」ですが、今回音源で初めて聴いてまず思ったのは、VISIONと同じことを歌っているなということ。
 
歌い出しの

すれ違っていた想像 描き出していた理想
自分らしさってなんだ? 探し求め
 
変わらない表情ずっと 変わらないならいっそ
新しいシューズ履いて 踏み込めばいい

という歌詞も、フレデリックが見ているビジョンとか、これから新しいステージに行くよ!みたいな意味に受け取れると思って、「VISION」という一つの作品としてめっちゃ綺麗だなと思いました。
勝手な解釈ですけど。

終わらないMUSIC

「終わらないMUSIC」だけは、ライブで一度も聴いたことがなくて、リリースされてから初めて聴きました。
 
個人的にはかなりドストライク!
 
わたしは昔からこういう人間なのです。
基本的にC/Wの曲がめちゃくちゃ好きだし、アルバムは表題曲ではなく、あまり世に出ていない曲の方が好きだったりする。
なんでだろうね、不思議。
 
というわたしの事情は置いといて、
「終わらないMUSIC」を初めて聴いたときに、昔何かのインタビューで「ルーツは歌謡曲です」と言っていたことを思い出した。
 
なんででしょうか、誰か教えてください。
 
あと、メロディが90年代ぽいなと思いました。特に2番の康司さんのパート!めちゃくちゃすき!!!
 
あぁ〜〜J-POP最高だなぁと思いました。
フレデリックを聴いていると、J-POP最高!と思うことがよくあります。
 
ちょっとうまく説明できなすぎてめげそうなですけど、めっちゃすきです。
 
あと、ベースラインがとてもすきです。
うまく言えないからもう音源聞いてください。(めげた)

シンセンス(アコースティック)

もともとライブでよくやる曲で、ハイテンポで盛り上がる曲をミディアムテンポにしてアコースティックにするというすごさ。
 
そしてそれがかっこいいというすごさ。
 
健司さんが「フレデリック、アコースティックバンド始めます」と言ってから「ワンツースリー」とカウントを取るんですけど、そのカウントがめっちゃいい!!!
 
ウィスパーボイスの「ワンツースリー」がまじでめっちゃいいです。
あま〜〜〜〜い!
と心の中で叫びました。うそですけど。
 
でも、そこだけ聴いてなかなか前に進めなかったくらいにはいいです。
近年稀に見る良い「ワンツースリー」でした。
 
アコースティックのシンセンスは健司さんの歌の良さがだだ漏れだなと思いました。
 
元のシンセンスは力強い歌声が魅力的だなと思うのですが、アコースティックバージョンは、優しさとか柔らかさを感じて、健司さんのボーカルとしての幅広さを感じられるのがまじで最高です。
 
てか、ライブ音源を聞くたびに思うんですけど、健司さん歌うま!!!
ライブでも思ってますけど、ライブ音源はライブに比べてわりと冷静なテンションで聴くじゃないですか。
それで「うま!!!」となるので最強。

かなしいうれしい(アコースティック)

バラード風にアレンジされた、アコースティックの「かなしいうれしい」。
 
途中まで歌とギターしかなくて、じっくり歌を聴けるアレンジになっているのがとてもすきだと思いました。
 
バラードにしたのは、この曲のメッセージ性が強いからで、歌詞を聞いて欲しいからなのかなぁと勝手に思ったり。
 
元の「かなしいうれしい」は軽快なリフが印象的で、それが「中毒性がある」という風にも取れると思うんだけど、
 
アコースティックでバラードにアレンジされた「かなしいうれしい」でもギターが同じリフを鳴らしていて、同じリフなのに「軽快」とか「中毒性がある」といったふうには感じなかった。
 
こんないろんな形に変えられる曲ってすごいし、聴きなれた曲も全く違うふうに楽しませてくれるのがフレデリックの良さだなぁと思いました。

夜にロックを聴いてしまったら(Live)

「夜にロックを聴いてしまったら」は、フレデリズム2に入っている曲の中でも特にすきな曲なので、ライブ音源が入っているのはとてもうれしかったです。
 
ライブバージョンのアレンジがめちゃくちゃすきで、夜にロックを聴いてしまったらばっかり聴いてしまった。
 
健司さんがギターをほとんど弾いていなくて、リフとギターとベースとドラムと歌!みたいなシンプルなアレンジがめっちゃすきです。
 
ギターとベースと歌が全部違う動きしてるのまじ楽しい。
 
あと、1番終わりの間奏の後のギターがめちゃくちゃすきです!
フレデリズム2に入っていた音源では、コーラスとか他にもいろいろな音が入ってたんだけど、ライブ音源では音がシンプルになって、ギターがかっこよく動いてるのがとてもすき!
 
そして、最後に健司さんもギター弾き始めてそこだけめっちゃいろんな音あるというのがとてもかっこいい。すきです。付き合ってください。

初回盤のDVDが最高だよ

VISIONの初回盤には、2019年4月から回っているツアーの初日、新木場STUDIO COASTでのライブ映像が入っているのです。
 
ライブ映像が良いのはもちろんなのですが、ライブ前のメンバーの様子とか、ゆるくて仲良しな感じが見られるのも最高だよ!
 
フレデリックがVISONやライブでの音楽を作るときに気をつけていることとか、今の気持ちとかも聞けるからDVD付きがとても良いよ!

曲の作り方が変わった話

DVDの中で、康司さんがこんなことを言っていました。

音楽を聴くとき、歌詞を全く聞かない人はいる。反対に、歌詞重視で音楽を聴く人もいる。
昔は曲を作るときにどちらかというと歌詞の意味よりも音の感覚の方が大切にしていたけど、最近は歌詞に意味を込めるようになった。そこが変わったところだと思う。

(一語一句同じではないです、ニュアンスで受け取ってください)
 
この話を聞いて、言われてみれば確かにそうだなぁと思いました。VISONとか、かなしいうれしいとかもそうだけど、最近のフレデリックは歌詞にメッセージ性が強い曲が多いなぁと。
 
わたしも昔は歌詞をほとんど聞かない人で、語感がいいとか、言葉の音とメロディが合っているかということくらいしか気にして聞いていなかったんだけど、ここ数年で歌詞を聞くことも増えて、「歌詞がすき」という理由ですきな曲も増えた。
 
もちろんフレデリック以外の音楽もたくさん聞くし、全部が全部フレデリックの影響ではないと思うけど、そういう変化を一緒にしているのがなんか面白いなと思いました。
 
フレデリックはわたしの中ですきになってから長いバンドなんだけど、こんなにずっと変化してくれるバンドだからこそずっと見ていたいと思うんだろうなと思います。
 
こういう変化を見せられると離れられなくなるよね〜〜
もう〜〜〜〜恋愛かよ〜〜〜〜

フレデリックは楽しみ方を提供してくれるからすき

4月に発売されたアルバムを持って1年間ツアーをしているフレデリックさん。
 
その途中で出したVISIONにも、フレデリズム2を2度楽しめる仕様になっていました。
これだから本当にもう……すきですと思う。
 
世に出た作品をどう楽しむのかは人それぞれ違って自由だけど、フレデリックは「こうやって楽しめるんだよ〜〜!」と、楽しみ方を提供してくれるところが本当にすきです。
 
今回のツアー、ファイナルの横アリしか行けないけど、フレデリズム2やVISIONがどんな風に聞けるのか、楽しみにしています!
 

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